シャンプーの正しいすすぎ方とすすぎ時間は?すすぎ過ぎも髪に悪い!

シャンプーの正しいすすぎ方とすすぎ時間は?すすぎ過ぎも髪に悪い!

シャンプーとリンスのすすぎ残しは、頭皮と髪にダメージを与えてしまいます。しかし、すすぎ過ぎも髪によくありません。

× すすぎ残し

× すすぎ過ぎ

すすぎ過ぎやすすぎ残しが、髪の毛や頭皮にどんなダメージがあるのかを理解し、トラブルのないキレイな髪を目指しましょう。

この記事では、すすぎに関する以下のことを知ることができます。

  • すすぎ残し、すすぎ過ぎによる、髪へのダメージを知ることができる
  • シャンプーの洗浄成分ごとのすすぎ方、トリートメントのすすぎ方を知ることができる
  • すすぎしながらトリートメントができる新しい成分を知ることができる
  • メガミノワッカシャンプートリートメント日常的に起こる様々な髪ダメージの原因に着目し、髪を滑らかで美しいツヤのある髪に導きます。ツヤと香りが大人気のダメージケアシャンプー・トリートメントです。詳細ページへのリンク

シャンプーのすすぎ方とすすぎ時間を間違うとフケや痒みの原因になる

すすぎが足りないと髪にダメージ

シャンプーとリンス(トリートメントも含む)のすすぎが足りず、髪と頭皮に過剰に残ってしまうと、下記のような髪と頭皮がダメージを受けてしまいます。

  • フケ
  • 痒み
  • 臭い
  • べたつき
  • 抜け毛
  • 切れ毛、枝毛
  • パサつき

髪と頭皮にトラブルがある人でも、すすぎを改善しただけでトラブルを解消できる場合もあります。

正しいすすぎ方を覚えるのは髪と頭皮に重要なので、覚えていきましょう。

シャンプーのすすぎ方が足りない場合の髪の毛のダメージは?

フケと痒みが出る可能性があります。

シャンプーの洗浄成分である界面活性剤は、頭皮の汚れを包み込んで洗い流しやすくする作用があります。

しかし、界面活性剤はタンパク質を分解する作用もあり、頭皮と髪はタンパク質で構成されている為、シャンプー剤がそのまま頭皮に残ると、頭皮に異常が出てきます。具体的には、頭皮の角質表面が界面活性剤により分解され、乾性のフケが出てきます。

また、ケミカル成分がずっと頭皮に蓄積すると、頭皮が荒れて痒みやニキビが出てくる可能性も出てきます。特に生え際や襟足に泡やシャンプーが残っていると、部分的なカサカサや、ニキビができます。

リンス(トリートメント)のすすぎ方が足りない場合の髪の毛のダメージは?

リンスの流しが不十分だと髪の毛がベタつきや、ニオイの原因になります。

流し切れずに髪に過剰に残留すると、首や背中が荒れてかゆくなる場合もあるので注意しましょう。

カチオン系のリンスは成分を髪に吸着させる効果がありますが、逆に過度に残りやすく、背中ニキビの原因になる場合もあります。

頭皮に残留すると、シャンプーと同様のダメージを受けることになります。

シャンプー・リンス(トリートメント)の正しいすすぎ方と手順

効果が出る正しいすすぎ方とは?

シャンプーとリンスのすすぎ方には正しい方法があります。正しい方法と手順ですすぎを行うことで、汚れは落ちやすくなり、髪や頭皮へのダメージも軽減できます。

シャンプーの前はブラッシング・予洗いしよう

シャンプー前はブラッシングをすることで、埃や汚れを浮かし、落としやすくすることができます。シャンプー前に「予洗い」をすることが大事です。予洗いとは、お湯で髪をすすぐことを言います。

ブラッシングと予洗いにより、埃や汚れなどをある程度落とすことができます。ブラッシングと予洗いを行ってからシャンプーをすると、シャンプーの泡立ちが良くなることを実感できます。

これにより過度な摩擦をかけずにシャンプーをすることができますし、泡立ちがよくなった泡は、落としやすくなっています。

シャンプーの洗浄力ですすぎ時間を変えよう

シャンプーのすすぎは、2分を目安にしましょう。しかし、シャンプーの洗浄力によって異なります。適度な洗浄力のシャンプーを基準として、洗浄力が強いシャンプー、弱いシャンプーと分けて考えた方が良いです。

シャンプーを切り替えした時は注意しましょう。特に、洗浄力が強いシャンプーから洗浄力が弱いシャンプーに切り替えた時は、すすぎ時間も長くする必要があります。

適度な洗浄力のシャンプー

洗浄時間は大体2分が目安です。頭頂部から下に向かって流すと全体にお湯が流れやすくなります。適度なシャンプーでも界面活性剤は落ちにくい成分なので、指の腹で頭皮を軽くこするようにマッサージをしながら流しましょう。シャワーヘッドを直接頭皮に当てると、頭皮の流し残しがなくなります。特に、耳後ろや顔周りの生え際、襟足部分は十分に流してください。

洗浄力が強いシャンプー

上に記載した「適度なシャンプー」とさほど変わらない時間で良いです。ただし実際は2分未満でも既に落ちている可能性もあります。

洗浄力が強いシャンプーは、特に髪や頭皮に残りにくいためすすぎは過ぎによる問題は起こりにくいとも言えます。適度なシャンプーや洗浄力が弱いシャンプーと比較し「ぬめり」のようなものが少ないです。「ぬめり」がないからと言って短いすすぎにならないようにしましょう。

シャワーヘッドを直接頭皮に当て流すのは必ずやると良いです。

洗浄力が弱いシャンプー

洗浄力が弱いシャンプーは髪と頭皮へのダメージが少ないですが、流れにくいのがデメリットでもあります。流し残りが起こる可能性がありますので、洗浄時間は2分半~3分と長めに取りましょう。

正しいすすぎの手順

すすぎの手順は下記の通りです。シャンプー剤は残さずにしっかり落としましょう。

  1. 上を向いて頭皮の前面あたりからシャワーを流して泡を落としていきましょう。
  2. 泡が落ちたら頭皮をマッサージしながら頭皮と全体を揺らすように流していきます。
  3. 耳の裏からうなじ、襟足も丁寧に流していきましょう。

シャンプーにコンディショニング成分が入っていると、成分を髪に残したいと思うかも知れません。

しかしコンディショニング成分は、リンス/トリートメントや、アウトバストリートメントを使いましょう。

リンス(トリートメント)のすすぎ方

シャンプーよりもリンスのすすぎに失敗する方が多いようです。リンスはすすぎ残しがあると、首や背中に痒みやニキビができます。背中ニキビに悩んでいる方は、リンスのすすぎに原因があるかも知れません。

リンス(トリートメント)の使用量・使用方法を守る

リンスを髪の毛に塗布する際は、必ず記載されている使用量を守りましょう。2〜3プッシュ程度が目安です。塗布量が多すぎると、流しきれずに髪の毛がベタつきます。

リンスのコンディショニング成分は、シリコンが中心です。シリコンには様々な種類があり、髪質により合うシリコン合わないシリコンが異なります。

また、リンスは髪の毛に使用するものなので頭皮にはつけないでください。シャンプーより落としにくいため、頭皮にリンスが残ると、頭皮トラブルの原因になります。

リンスのすすぎ方

シャンプーの流し方と似てはいますが、肌につくとシャンプーより落としにくいことが注意点です。

  1. 上を向いて頭皮の前面あたりからシャワーを流して全体的に落としていきましょう。
  2. 髪を整えるように撫でながら優しく流していきます。
  3. 首回りや背中などに付着してる可能性もあるので、全体的に流していきましょう。

頭皮につけてしまった場合は、シャンプーのすすぎと同じようにマッサージするように流してください。

シャンプー・リンス(トリートメント)のすすぎ過ぎも悪い!?

すすぎ過ぎは髪にダメージ

シャンプー・リンスはもともと役割が違いますが、シャンプーのすすぎ過ぎ、リンスのすすぎ過ぎ、両方とも違う意味で悪影響がありますので、解説します。

すすぎ過ぎは髪に摩擦がかかる

シャンプーの界面活性剤は、主に頭皮と髪の油汚れを取り除く役割があります。シャンプーによっては、石油を原料とした合成界面活性剤が主剤として使用されていますが、非常に強い洗浄力を持っています。

洗浄力が強い界面活性剤は、水で洗い流しやすい性質を持ちます。その為、シャンプーはトリートメントと比較すると落としやすいのです。

すすぎを意識し過ぎると、摩擦が過度にかかります。髪が濡れた状態で摩擦をかけると、髪のキューティクルを荒らしてしまいます。

頭皮に過剰な摩擦をかけてしまうと、頭皮と髪に必要な油分も落とし過ぎてしまう場合があり、フケや痒みなどの頭トラブルが起きる原因になってしまうのです。

髪の保護・コーティング効果が得られない

リンスのすすぎ過ぎも髪の毛が痛む原因になります。リンスには、髪の毛のツヤ出しと表面をコーティングする作用もあります。また髪のコルテックスやキューティクルを強くし、保護しる成分もあるので、すすぎ過ぎると効果が薄まります。

リンスの効果が十分に発揮されないと、キューティクルが剥がれて髪の毛が痛み、摩擦の影響を受けやすくなるので注意が必要です。

すすぐ時にトリートメント効果がある成分もある!

すすぎで効果がある成分

すすぐ時にトリートメント効果がある成分があるのをご存知でしょうか?

ヘアケア製品には様々な種類の「ペプチドとその誘導体」が配合されています。ペプチドとその誘導体は、種類によって、髪を流す水に反応し、髪へ吸着をする成分があります。通常、すすぐ時の水で成分は流れていきますが、その成分は流れません!

「すすぎ」でトリートメント効果が生まれるなんて驚きですよね!

メガミノワッカのトリートメントはすすぎ時にトリートメント効果

メガミノワッカシャンプートリートメントメガミノワッカフレグランスシャンプーは、すすぎの時に髪に吸着するペプチドとその誘導体が配合されたシャンプー・トリートメントです。ここで知ったすすぎ方、すすぎの効果をもっとよくしたい!と思われたらチェックされることをおすすめします。

メガミノワッカの公式ページにて、シャンプートリートメントの定期コースは、初回50%オフ、2回目以降は10%オフでお得に購入できます。

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すすぎ残しなどの心配がいらない湯シャンにすべき?

湯シャンならすすぎ残しの心配はいりません。実際、湯シャンをやっている方の多くは、頭皮にトラブルを抱えたことがきっかけの方が多いようです。しかし、湯シャンのやり方は難しく、途中で臭いやべとつき、フケなどに悩まされ、挫折する方も多いのが事実です。

シャンプー・リンスの刺激により、髪や頭皮にトラブルを抱えやすい方で、すすぎの方法を変更しても、髪や頭皮にトラブルが出る場合は、脂漏性皮膚炎、乾燥性湿疹などになっている可能性もあります。その場合は、すすぎの見直しや湯シャンよりも病院に行くべきです。

もし湯シャンを検討している方がいるようでしたら、下記の記事に湯シャンについてメリット・デメリット、正しいやり方なども纏めていますので、チェックして頂ければと思います。

湯シャンって本当に効果あるの?メリット・デメリットを紹介!

まとめ

シャンプーとリンスのすすぎ過ぎとすすぎ残しが、髪の毛や頭皮にどんな悪影響があるのかを解説しました。すすぎ過ぎとすすぎ残しは、どちらも髪の毛や頭皮に悪影響を与えてしまいます。

それぞれの影響を理解して、正しいすすぎ方を実践することが重要です。意識して取り入れると、シャンプーとリンスの効果も高まり、頭皮トラブルを防ぐことができます。

この記事を参考にして髪の毛と頭皮をダメージから守り、ツヤのある綺麗な髪の毛を手に入れましょう。

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