湯シャンって本当に効果あるの?メリット・デメリットを紹介!

湯シャンって本当に効果あるの?メリット・デメリットを紹介!

湯シャンって効果ある?

湯シャンは、シャンプーやトリートメントは一切使わないので、髪と頭皮への負担を減らし、髪が柔らかくキレイになるメリットがありますが、髪が臭くなり痒みが出る等のデメリットもあります。

しかし、メリット(効果)・デメリットは、髪質や頭皮の状態によっても異なり、問題点もあるので気軽に取り入れるべきではありません。

なぜ湯シャンはいいの?

シャンプーのダメージとは?

シャンプーの界面活性剤は、髪と頭皮に対して負担がかかる場合があります。シャンプーによるダメージから髪と頭皮を守るために、シャンプー剤に代わりお湯で髪の毛を洗います。

シャンプーで考えられるダメージは以下の通りです。

  1. 頭皮と髪のタンパク質にダメージを与えフケやパサつきが出る
  2. 摩擦がかかりキューティクルが乱れやすくなる
  3. すすぎ残しで、痒み、かぶれ、抜け毛の原因に
  4. 皮脂が過剰に分泌される習慣が定着してしまう

世界的に見てもシャンプーの頻度が多い日本人は、シャンプーをし過ぎている状態です。

「日本人シャンプーし過ぎ問題」は下記記事にてまとめています。

毎日シャンプーのデメリット・メリット!日本人シャンプーし過ぎ問題!

湯シャンの8つのデメリット・問題点

湯シャンのデメリット

湯シャンは、体質・髪質、湯シャンのやり方にによってトラブルが起こります。

湯シャンによるデメリット・問題点は以下の7つがあります。

・髪の毛サラサラ・ツルツル・いい香りが無くなる

・アウトバストリートメントや整髪料が使えない

臭くなる

・べたつく

・フケが出る

・はげる(薄毛)

・髪の毛がキシキシする

・摩擦がかかり髪がダメージを受ける

湯シャンのデメリットを知らずに開始して失敗すると、回復するのも時間がかかります。

髪の毛サラサラ・ツルツル・いい香りが無くなる

湯シャンは、シリコンやオイルなどを使って得られる「つるつる感」「天使のわっか」が弱くなります。

香りが好きな人には、あまりおすすめはできません。

シャンプー・トリートメント・アウトバストリートメントは、コスメのように髪にお化粧をする楽しみなどがなくなってしまいます。シャンプー中のいい香りもリラックスできますよね。

アウトバストリートメント・整髪料が使えない

ヘアオイル、ヘアミルクなどのアウトバストリートメントや、整髪料が使えなくなります。

理由は、お湯ではアウトバストリートメントや整髪料がなかなか落ちません。

髪の質感、髪ツヤ、香り、ヘアスタイルなどを楽しめなくなるのは大きなデメリットではないでしょうか。

皮が臭くなる

「臭いから」という理由で湯シャンを止める人が多いです。

肌がテカリやすいなど、皮脂分泌が多い人にはあまり向いてません。

今まで、シャンプーで皮脂を落とすと、補うために皮脂分泌が多くなります。

毎日シャンプーをすると、毎日、たくさんの皮脂を分泌することが習慣化します。

そして、毎日のシャンプーを止めても、皮脂分泌は習慣化しているため、皮脂が出続けます。

これが臭いの原因となります。

過剰に分泌された皮脂は、頭皮と毛穴に溜まり、頭皮がベタつきます。

シャンプーには香料が配合されていますが、今まではシャンプーの香料で、頭皮の臭いを紛らわせてました(マスキング効果と呼びます)。

マスキング効果も無くなるので、臭いはきついものとなります。

臭いは湯シャンの一番の天敵と言っていいくらいです。

べとつく

前項の「臭いの原因」と同じく、過剰に分泌されてしまう皮脂により、頭皮と髪がべとついてしまいます。

お湯は完全に落としきることができません。

過剰な分泌がされていなければ、必要な量の皮脂だけが残っている状態で、逆に髪がしっとりとします。

しかし、べとつきは、過剰な皮脂が残っている状態です。

皮脂のコントロールは湯シャンを開始した後の細胞の生まれ変わりを待たなけれななりません。

湿性のフケが出る

湯シャンを始めてからフケが出る方がいます。

臭い、べとつき、痒みと原因が同じで、皮脂が過剰に頭皮に残っていることが原因です。

フケには乾燥が原因による「乾性フケ」と、過剰な皮脂が原因による「湿性フケ」の2つ種類があります。

湯シャンでフケが増えた方は、湯シャンが合わないか、やり方が間違っているかのどちらかです。

湯シャンとフケについての詳細は下記記事にもまとめています。

はげる(薄毛)

湯シャンが合わない人は、はげるリスクがあります。

皮脂の分泌量が多い方は、湯シャンで汚れが落としきれず、頭皮環境が悪くなり、薄毛の原因となります。

髪は一回薄毛になるとなかなか戻らない為、合わないと思ったら早めにやめるべきです。

髪の毛が乾燥キシキシする

湯シャンではトリートメントを使用しないので、髪の毛が乾燥してツヤが出づらくなることがあります。

髪の毛の乾燥がひどくなると、指通りが悪くなったり絡みやすくなったりします。

摩擦がかかり髪にダメージ

湯シャンは通常のシャンプーより汚れが落ちないため、時間も長めに洗うことになります。

その為、摩擦がかかる時間も長くなります。

湯シャンは頭皮を揉みほぐしながら洗いますが、摩擦ができるだけかからないような配慮しないとなりません。

湯シャンの4つのメリット・効果とは?

湯シャンのメリットとは?

湯シャンにおける髪と頭皮にメリット・効果で主なものは以下の4つです。

・髪が柔らかく艶が出る

・皮脂バランスを保ち頭皮環境を整える(抜け毛・白髪予防も期待できる)

・湿疹やフケ、かゆみの改善

・髪にボリュームが生まれる

髪がしっとり柔らかくなる

シャンプーの負担が和らぎ、必要な皮脂は残り、ダメージも減ります。

髪そのものに柔らかさと保湿感を感じれるようになります。

シャンプーは、皮脂を取りすぎてしまい、髪のたんぱく質に刺激を与えるため、長い時間洗いすぎるとダメージが残ります。

シャンプーによるダメージを軽減することで、髪がしっとり柔らかくなっていきます。

頭皮環境が良くなる

湯シャンは、油分と水分のバランスがちょうど良く保たれている状態になります。

髪と頭皮は、油分と水分のバランスが大事です。

湯シャンはマッサージをするように長めの時間洗うので、血行が促進されて頭皮全体に栄養が届きやすくなります。

頭皮環境が良くなると、健康的な髪の毛が生えやすくなったり、髪の毛が柔らかい質感に改善されたりします。

湿疹やかゆみが軽減する

湯シャンは湿疹やかゆみを改善できる効果が期待できます。

乾燥肌や敏感肌の人が洗浄力が強いシャンプーで髪の毛を洗うと、湿疹やかゆみの原因にもなります。

洗浄成分以外でも、シャンプーに含まれるさまざまな成分が、かゆみの原因になっている可能性があります。

それらの成分に触れる機会が減れば、かゆみの改善につながります。

また、シャンプーのすすぎ残しがあるとそのダメージは強くなります。

湯シャンにするとおで、かゆみの原因が軽減し、かみゆの改善につながります。

髪にボリュームが生まれる

湯シャンに成功すると、髪のキューティクルとケラチンタンパク質が強くなり、髪にハリコシが生まれやすくなります。

また、毛穴に過剰に皮脂が詰まり、毛穴が小さくなったようになると、細毛になりやすくなりますが、過剰な皮脂分泌が減ると毛穴がつまりにくくなります。

この2つの要因で、髪にボリュームが生まれる可能性があります。

湯シャンに失敗しないための5つの注意点

湯シャンは失敗すると逆効果のため、絶対に気を付けなければならないことがあります。

  • すぐに完全湯シャンに変えてはならない
  • 失敗したときのデメリットはすぐに治らない
  • 効果実感まで時間がかかる
  • 脂性肌の人はおすすめできない
  • 整髪料、アウトバストリートメントはシャンプーで落とす

すぐに毎日湯シャンに変えると、デメリットが直撃する可能性もあります。

痒みやべとつきが気になってしまうでしょう。効果実感までは時間もかかります。脂性肌の方がいきなり完全な湯シャンに変えると、ほぼ失敗します。

湯シャンは問題点もあり、失敗した場合、頭皮環境が悪くなります。抜け毛・薄毛になってしまうと、簡単には治りません。

いきなり湯シャンに変更すると逆効果のため絶対にやめましょう。

日常でオシャレをするときなど、整髪料やアウトバストリートメントを使うときもあると思いますが、使った後は必ずシャンプーで落としましょう。湯シャンでは落としきれず、頭皮のトラブルやべとつき、臭いが出てきます。

湯シャンが合わないときはマイルドなシャンプーを選ぶ

マイルドシャンプー

湯シャンはメリットも多いですが、デメリットもしっかりあります。デメリットを感じて躊躇してしまう方、もしくは湯シャンが合わないとお感じの方は、シャンプー・トリートメントを見直すことが良いです。

タンパク質の分解し過ぎないマイルドシャンプーを選ぶ

シャンプーの洗浄剤「ココイルグルタミン酸」は、アミノ酸の中でも特にマイルドで、ベビーシャンプーやダメージヘア系のシャンプーに使用されています。

日本人は毎日シャンプーする方が7割以上もいるデータがあり、他国では毎日シャンプーをする方が少なく、日本人は全体的に髪に負担がかかっているとも言えます。

毎日シャンプーするのであれば、マイルドシャンプーをおすすめします。

セラミド・ペプチドが配合されているトリートメントを選ぶ

髪にダメージが強くかかると、髪が隙間だらけになります。セラミドとペプチドは、ダメージを補修してくれるばかりか、ダメージから守ってくれます。

毎日のシャンプーにより髪が傷む可能性がある為、セラミドとぺプチドを補うことで、髪の隙間が無くなり、キューティクルが整い、潤いが保たれます。

毎日シャンプーする場合は、セラミドとペプチドがしっかり入っているシャンプー・トリートメントがおすすめ。

マイルドシャンプーココイルグルタミン酸TEA+コラーゲン由来の洗浄成分

メガミノワッカシャンプーは、ココイルグルタミン酸TEAがメイン成分です。更にコラーゲン由来の洗浄成分も入れる事で、マイルドに洗いながらもダメージケアしてしっとり仕上げる泡になっています。

湯シャンしなくても、シャンプーによるダメージが軽減できます。

セラミド+疑似セラミド+コラーゲン由来ペプチド

セラミド、疑似セラミド、コラーゲン由来ペプチド誘導体が、髪のダメージを徹底ケアします。これもシャンプーのし過ぎによるダメージから守るためにも配合されています。

「湯シャンにデメリットを感じるけど、やってみたい」という方は、湯シャンに近い効果も得ることができます。

香りも大人気なので「すとん、つるん、いい香り~」

つるん、すとん、いいい香りが得られる

香りがとても人気なので、湯シャンにはない「いい香り」が得られます。

まとめ

湯シャンの効果や正しいやり方について解説しました。

湯シャンは、髪のダメージを和らげ乾燥を防ぎ柔らかくする効果があります。さらに頭皮環境を整えて、湿疹やかゆみなどの頭皮トラブルを軽減してくれる効果があります。髪の乾燥やダメージ、頭皮の湿疹やかゆみに悩んでいる人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

しかし、人によって合わない場合もあるので、メリットとデメリットを理解した上で正しい方法で実践しましょう。また合わないと思ったら、すぐにストップし、とてもマイルドなシャンプーとセラミド・ペプチドを取れるトリートメントをおすすめします。

湯シャンを取り入れようと思っている人は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

 

 

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