スリスリ化粧水(SURISURIローション)はネットで「下剋上コスメ」と呼ばれて話題になり広がりました。
敏感肌・乾燥肌でお悩みの方からの「やっと出会えた化粧水」という声多数のスリスリ化粧水。
「肌に吸い付き奥がしっとりする」との評判は、成分や製造方法が特殊でこだわりを持って作られた結果です。この記事ではショッピングページでは語りきれない詳細についてを書かせていただきます。
2023年は久々の新商品を発売します。詳細は最後の章に掲載しています。
目次
スリスリ化粧水(SURISURIローション)の開発テーマとは?
ディープモイストローションについて語る前に、SURISURIローションについてお話しをしたく思います。
SURISURIローションを開発する前に、考えた開発テーマがあります。
それは「化粧水から石油と化学物質を取り除く」です。
(何を持って化学物質というのか議論はあると思いますが、あくまで開発テーマということです)
化粧品の歴史は、石油化学の発展の歴史とシンクロしています。
19世紀に大量の油田が発見され、また石油化学が発展し、石油をフル活用する事により生活が非常に便利になりました。車、電気、プラスティック、ビニール、薬、そして化粧品などさまざまなものが石油化学によって安価かつ大量に作られるようになりました。
そのようにして化粧品は世界中に広がることとなり、多くの女性を美しくし、喜ばせました。
化粧品は石油によって、世界中に広がったとも言えます。
しかし、化粧品の広がりと同時に増加したのが、乳がんです。
もちろん化粧品に配合されている成分が原因ではありません。
ただ、化学物質と人間の体は、相性が良いとは言えません。
そしたら「化粧水から石油と化学物質を取り除く」ということに挑戦しようという事となり、SURISURIローションの開発が始まりました。
敏感肌・乾燥肌の方が使ってるスリスリ化粧水の特徴は?
SURISURIローションの特徴は主に下記の3つになります。
- しっとりが長続きすること
- 水のようなテクスチャでしっとりさらさらになる
- 100%天然成分由来でお肌にやさしいこと
何かの特別な成分を入れてる、成分にこだわってる、とかそれだけでいい化粧水が作れたというわけではありません。
一般的な化粧水のひとつひとつ作り方を見直して作っています。
作り方の違いと特徴をお話しさせていただきます。
一般的な化粧水の作り方とは?
一般的な化粧水の作りは下記のようになっています。
※あくまで参考ですので、これが絶対では一切ありません。
精製水:90%以上
保湿剤:0.5~5%
有効成分:微量添加~1%程度
他(乳化剤・抗菌/防腐剤・感触改良剤)
化粧水に配合される精製水・保湿剤
精製水はいわずとしれた「水」です。精製された水ですので、肌への水分補給と浸透に優れていますので普通に使用されています。保湿剤はグリセリン等になりますが、ほとんどの化粧水に入っている「BG」という成分があります。
BGは石油由来の成分で、保湿性と抗菌性、両方を兼ね揃えた成分で、作り手からするとコストパフォーマンスに優れ、保湿も抗菌もしてくれるので非常にありがたい成分です。しかし、これは石油系の成分になります。(植物性もありますが、使われている多くは石油系です)
化粧水の有効成分
有効成分はもちろん様々ですが、セラミド、とか、ビタミンCとか、発酵エキス、植物エキスなど、かなりの数が存在しています。しかし、有効成分は価格が非常に高く、成分を多く入れてしまうと原価が跳ね上がってしまいます。
また、有効成分は成分の研究会社が、効果を出すために必要な「推奨量」というのがあり、「●●という成分は0.1~0.5%推奨」「●●という成分は1~3%推奨」というように、化粧水に対して1%も入れずとも効果が出てきます。
その為、1%で「少ない!」と思うかも知れませんが、効果が出るものです。しかし、ここが落とし穴でもあり、商品によってはこの有効成分を合計しても0.1%未満しか入れないというものも存在します。
化粧水に配合される他の成分(乳化剤・抗菌/防腐剤・感触改良剤)
他には成分を水の中でしっかり混ぜるために使われる乳化剤や、防腐剤、シリコンやポリマーなどの感触改良剤が使われます。これらの成分により、最終的なテクスチャや商品の安定性などを調整していきます。しかし、これらの成分が刺激性が生まれる場合が結構あります。この使い方が、結局、「敏感肌」に対して優しいかどうかを判断していくものになります。
スリスリ化粧水(SURISURIローション)の作り方とは?
SURISURIローションは、通常の作り方と違いがあります。SNSの投稿で「このメーカーは他社となぜか違いがある」というようなことを書いていただいた事がございますが、理由は作り方、考え方が本当に異なります。
保湿剤+有効成分が10~20%
SURISURIローションで、例えばディープモイストローションは、保湿剤と有効成分で20%も配合されています。これはかなり多い量です。
実際、入れ過ぎるとべとついたりするところを、べとつかないように成分を選択したり、さらさらになる加工を加えることで、精製水のさらさら感に近づけるように作られています。
そして、保湿効果と抗菌効果があるBGは、R&としては、少し刺激性のある成分だと考えていますので、この成分は配合しておりません。
また「白金(プラチナ)」が成分表の前の方に来ているけど、全然入ってないのでは?という声があったのですが、実際はプラチナを入れてるのではなく、プラチナが溶け込んだエキスを入れており、これがかなりの量が入っています。
実はSURISURIは、この「プラチナ」を防腐剤の代わりにしているのです。その為、大量に入れないと防腐効果が出ません。
乳化剤は植物性セルロースナノファイバー
精製水に有効成分、保湿成分、防腐剤などを混ぜていくには、「乳化剤」が必要になってきます。乳化剤は石油系の乳化剤を用いることが多いです。
しかしSURISURIの場合は、セルロースナノファイバーという植物成分を使用しています。しかもこのセルロースナノファイバーは乳化剤ではなく、SURISURIにとってキー成分となっており、化粧水、乳液、そして11月頃に発売される美容液にも配合されています。
本来、保湿・保護を行う成分なのですが、なんと乳化もすることができるのです。
その為、石油系の界面活性剤を使用していません。
防腐剤はナノプラチナ
SURISURIローションは、防腐剤は、一般的に使われている防腐剤を使用していません。
※ディープモイストローションだけ、フェノキシエタノールを入れています。
パラベン、フェノキシエタノール、安息香酸Na、エチルヘキシルグリセリン、BGなど、さまざまな防腐剤があります。これらの成分は安全性を認められたものですが、SURISURIは別の成分にて防腐をしております。
それは、ナノプラチナです。プラチナは「永遠にさびない」と言われています。プラチナに限らず、シルバーなども抗菌・防腐効果があります。
プラチナは抗酸化能力があるので、化粧水自体を抗酸化しますので、プラチナのエキスを多く入れることで、防腐効果を出しています。
ディープモイストローションはフェノキシエタノールを配合しておりますが、最近、フェノキシエタノールを無配合にすることに成功もしました。近々、ディープモイストローションもリニューアルする予定です。
スリスリ(SURISURI)に配合しているセルロースナノファイバーとは?
先ほど触れたセルロースナノファイバーという成分。これは非常に優秀な成分です。
セルロースナノファイバー、聞きなれない成分かも知れませんが、植物の繊維をナノ化したエキス上の成分です。
乳化剤としての効果はさきほど説明いたしましたが、保湿、保護の成分としてとても優秀なのです。
セルロースナノファイバーは、液体になっているのですが、目に見えない「網目の膜」になっています。膜と言っても、一応、肌に浸透はします。その浸透具合が絶妙で、角質層の中に少し入るのですが、角質層の表面にかけてとどまります。
つまり角質層の中と外側に留まることになり、保湿膜が出来上がります。イメージは「皮脂」に近いです。これが長時間にわたり保湿を維持してくれたり、肌表面をすべすべさせる効果が生まれます。
スリスリ(SURISURI)はリポゾーム化成分を配合
リポゾーム化された成分が配合されていますので、お肌への浸透性が高いです。
こちらは非常に効果な成分ですが、SURISURIには欠かせない成分となっています。
スリスリ化粧水は敏感肌でも使える?
既に紹介させていただいているように、石油系成分や防腐剤なども取り除いた成分構成のため、敏感肌でも使えるのがSURISURIです。
強い敏感肌にはモイストかノーマル
モイストかノーマルは、防腐剤、石油系成分、シリコン、ポリマー、界面活性剤、BGすら入っておりませんので、強い敏感肌の方からも「これなら使える!」という声をいただいております。
敏感肌でもディープモイストは使える
ディープモイストローションはフェノキシエタノールのみ配合しています。有効成分を増やした時に、ナノプラチナだけで不安があった為、フェノキシエタノールを入れました。しかし、近々、フェノキシエタノール無しのディープモイストローションが発売になります。
美容オイルが発売予定
SURISURIから新しい美容オイルが発売になります。
深海の圧力をオイルにかけながら熟成したオイルになります。
ブースターとして、美容オイルとして使うことができます。
発売情報は、公式LINEでも発表しますので、ぜひ公式LINEの友だち登録をお願いいたします!