「フレグランスボディソープ」とGoogleで検索すると、様々なボディソープが検索でヒットします。いい匂いのするフレグランスボディソープと普通のボディソープは何が違うのか?こちらの記事では違いについて解説したいと思います。
いい匂い!フレグランスボディソープと普通のボディソープの違いは?
フレグランスボディソープと普通のボディソープの違いは香料の質と量の違いです。
フレグランスボディソープについてこんなネガティブな声も聞きます。
- フレグランスボディソープって香りだけで質が良くない
- 普通のボディソープと香りがそんなに変わらない
いい匂いのする香料の価格はとても高く、洗浄剤の質や保湿効果、有効成分などを極力安価にし、香り重視のボディソープを作るという事が考えられます。
または「フレグランスボディソープ」というのは売る為のキャッチコピーで実際は安価な香料を使っている場合もあります。
フレグランスボディソープは香料の質と量が違う
香料は高級香水にあるような香りになると、原価が高くなります。ボディソープは一般的に400~1,000mlの容器に入っている事が多く大容量にも関わらず1,000円以下であったり安価な価格帯です。
この場合、より高価な香料を、大容量のボディソープに配合する事は、1本あたりに配合する香料の価格が高くなり、品質を下げることになってしまう場合があります。具体的に言うと前にも述べた通り、洗浄成分を安価にし、有効成分を減らす、という事を行ってしまう場合もあると思います。
品質を落とさずに安価な香料を使えばフレグランスボディソープとは言えなくなってきてしまします。
つまり結果的に「フレグランスボディソープ」というのは聞こえはいいですが、品質が良いものを作るのが「原価」から考えると難しいという事になります。その為、香りの良さだけでなく、品質もしっかりと見て、また、使用感についても、乾燥しないか、かさつかないか、コンディションが悪くならないか等、自分に合うかどうかを見極めていく必要があります。
いい匂い&いい成分のボディソープの見分け方は?
フレグランスボディソープでもいい成分が配合されている商品はもちろんあります。まずはボディソープで良い成分を見てみましょう。
洗浄剤は何か?
ではボディソープのこだわりとは何でしょうか?ボディソープの場合、体は顔、髪、頭皮よりもお肌が強い為、「汚れを落とす」というところに重点が置かれている事が多いです。洗浄成分は「硫酸系」か「石けん系」が多く、少し高価になってくると低刺激な「アミノ酸系」や「ベタイン系」があります。
しかし「〇〇系」とカテゴライズする時に、もっとも重要な成分は成分表の順番で、水の次に来る洗浄剤の内容であり、それが主剤になっています。洗浄剤は2番目もしくは3番目までの成分が多めに入っています。
それ以降は補助的なものに過ぎない為、2番目、もしくは3番目くらいまでの洗浄剤がその商品の主体成分です。「アミノ酸系」とPRしても、水の次に来る洗浄剤が「硫酸系」であると、これは硫酸系と言えます。
有効成分が入っているか?
ボディソープは使用し終わった後に、お肌がしっとりする、かさつかない、という商品が「良い商品」と言われ、使用する人たちはそこを重視する方が多いようです。一般的に硫酸系、石けん系は洗浄力が強く、アミノ酸系は洗浄力が弱くなります。肌の異常などが無く、ボディであれば洗浄力が強い成分でも良いかと思いますが、洗浄をし終わった後にしっとりするか、お肌のコンディションが良いか、というのはこの有効成分の選び方と配合方法、量になります。
例えば、洗浄剤がしっかり洗える成分なのに、しっとりする、肌コンディションが良くなった、という場合は、保湿成分や有効成分の扱いがとても優れている商品になります。しかし、この保湿成分と有効成分も高価になってきます。
いい匂いでもいい成分とは?
いい匂いのボディソープを発見したとして、中身が良いかどうかは、洗浄成分と有効成分で見るべきです。ボディソープにはラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシルという成分がおすすめです。
洗浄成分から考えるいい匂いでも中身がいいボディソープ
アミノ酸系は洗浄成分がとても高価な為、アミノ酸系でとてもいい匂いのボディソープはとても高価か、本当は香料自体が安価かどちらかになります。硫酸系の場合、いい匂いでも洗浄力が強すぎて人によっては乾燥してしまいます。
そうなると、石けん系かベタイン系のボディソープが、いい匂いでしかも中身も良いう可能性が高くなります。
有効成分から考えるいい匂いでも中身がいいボディソープ
有効成分は入っていた方がもちろんいい商品という事になります。しかし、日本の法律だと1%未満の成分は微量の添加でも表示順番を自由に変えていいことになっていますので、本当に有効成分が入っているかどうか疑わしいときもあります。
とても高価な成分で、ボディソープの価格が安い、という場合、その有効成分が配合されていないかも知れません。逆に、安価でも肌に良い成分はあるので、それらの成分が入っている方が逆に配合量という意味では安心できるとも言えます。
疑似セラミド「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)」
疑似セラミドである「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)」という成分は、配合率が低くても保湿性が生まれ、泡立ちを良くする効果もあります。ボディソープは泡立ちも大事ですが、泡立ちを求めて洗浄成分を多く入れてしまうと、逆に乾燥します。
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシルのような成分は安価で泡立ちもよくし、しかも保湿性もあるので、ボディソープに配合されていると期待できます。
いい匂い!洗うたび美肌に!フレグランスボディソープAURODEA(アウロディア)
フレグランスボディソープで人気を得ているAURODEA(アウロディア)ボディソープは、香りの良さを追求しつつも、品質の良さも考えられて作られています。辛口のコスメ評論で有名なLDKでも2020年のベストコスメとしてボディソープが選ばれました。主剤となる洗浄成分は石けん系ですが、LDKの実験では保湿力が高いボディソープとして書かれていました。
AURODEA(フレグランスボディソープ)商品ページはこちら
石けんベースの洗浄成分なので汚れはしっかり落とします。そしてトコフェロールや4種類のビタミンを配合しているので「洗うたびに美肌」が期待できます。またアルガンオイル、ホホバオイル、オリーブオイルを少し加えており、洗った後にそれらのオイルを僅かに残すことで、お肌をしっかり洗っても、セラミドを残して本来お肌が持っている保湿力を維持させるために作られているのがポイントです。
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)も配合
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)も配合されており、しっかり汚れを落としつつも、洗浄成分を入れ過ぎず、「使ったあとしっとりする」「香りがいいしお肌にとっても合う!」という声が多いです。
いい匂いといい成分のバランスを考えた商品
「いい匂い」にするために香料に原価がしっかりとかけられています。その上で、疑似セラミドやスタンダードなビタミンCを配合することで、お肌がしっとりとし、ワントーン明るい肌に導くことができます。
LDK 2020年ベストコスメ1位受賞 AURODEA(アウロディア)のLDKでの評価は具体的に何?
保湿力テスト:5点中4.5点
LDKでも評価が高かったのは、この保湿力。「お肌がかさつかなくなった」などのクチコミがたくさん。これは「コンディションを整え、セラミドを残す」という視点で作られているからです。LDK独自の保湿試験を行ったところ、5点中4.5点という結果でした。前の文章でも記載した通り、ビタミンで美肌にしてコンディションで整え、セラミドをしっかりと残す、という事を行うことより、石けん成分で泡立ちを良くして汚れをしっかり落としつつ、保湿力のあるボディソープに仕上がっています。
いい匂い!「バスルームフレグランス」アウロディアの香り
アウロディアのフレグランスボディ―ソープは、保湿力はとてもいいのですが、やっぱり人気な理由はこの香り。「バスルームフレグランス」とも言われています。フレグランスボディソープなだけで使っているだけでバスルームいっぱいに香りが広がり、とっても癒されます。2つの香り違いが発売されており、ピンクとイエローのパッケージです。香料以外の成分は同じなので、香りで選ぶことになります。
セイントフリージアの香りはどんな香り?
フロージアの香りがメインとなっており「ジョーマローンの香水の香りに似ている」という声があります。甘いフローラルの香りですが、ムスクなどの深い甘さが強いわけでなく、ポジティブな色気がある香りです。この香りにはまってしまう方は多いと思います。
2021年秋には、アウロディアからボディミルクが誕生する予定です。香りはまずはこのセイントフリージアからスタートするので、ボディソープと合わせて使うことを、この香りが好きな方にはおすすめできます。
ピュールネロリの香りはどんな香り?
商品名がネロリなので、ネロリがベースになっていますが、ジャスミンの香りもしっかりと感じられるため、ベースとなっている香りは、ネロリとジャスミンです。フローラルな香りです。フローラルでありつつも甘さすぎないように抑えられ、洗いながらも爽やかさも感じられるので、甘すぎない柑橘と花の香りが好きな方にはストライクになると思います。
このピュールネロリとセイントフリージアのボディミストも発売されています。香りが気にいっている方にはおすすめです。
アウロディアボディミストはこちらから
AURODEA(アウロディア)シリーズはヘアケアもある
アウロディアは実はヘアケア商品もあるんです。髪と頭皮をポンポンとするだけで、余分な皮脂を吸収し、髪をふわっとさせるヘアスタイリングパウダーです。まだAmazonと楽天での限定販売です。
フレグランスボディソープまとめ
フレグランスボディソープは、香料の原価が高い分、その他の成分が安く作られている場合がありますが、ブランドの商品作りの考え方によって様々で、大きくわけると下記3パターンがあります。
- 安価だが人気な香料を多めに入れつつ品質もこだわる
- 品質はそこまでこだわらずとにかく香りを重視する
- 香りも品質も徹底してこだわっていく
アウロディアは香りも品質もこだわるけど、原価が高くて広告費がかけられない
アウロディアのボディソープは、実際、原価が高くて利益があまり出ないそうで、広告宣伝にそんなにコストをかけられないようです。その為、知る人ぞ知る、という商品になっています。広告費を削って、商品の品質に力を入れているというわけです。ブランドとしては多くの方に使ってもらわないと成長しませんが、とはいえ品質は犠牲にはできないので、現時点では知る人ぞ知る、という商品になっています。2021年秋にはボディミルクが登場し、その後も商品発売計画があり、AURODEAブランドとして広がっていくことを期待します。